なぜ、生きる?

悩み、苦しみ、生きづらさを抱える皆さんと共に 移住や転職、不登校、大好きな本についても綴っていきます。日常のなかでのふとした学びや気付き、ココロの栄養のキッカケになれれば幸いです 

ノラネコ、絶賛Wワークチャレンジ 物流編その2


かご台車はそれなりに扱った事があるし、物流関係の仕事は

かなり昔にせよ経験があるから、そんなに不安になったり緊張はしなかった。

 

かご台車に積み込むのは6本セットでダンボールに梱包された飲料、

コーヒー、緑茶、烏龍茶、スポーツドリンク等、

コーヒーは無糖、低糖、ミルク入の3種類があったけど

夏場なのか無糖が一番、数が多かった。

 

今までは身知らずの人(前回で書いた、仮初めの同僚)と声を掛け合い、

助け合い、協力しあいながら淡々と作業を進めていく。

時としてダンボールを手渡しでリレーしたりして。

 

多分向こうは経験者だけど、変な先輩風をふかすわけでもない。

そんな関係性が気持ちよかった。

 

ダンボールは一箱、10キロ前後だったけど、数をこなすと

それなりに腕が疲労する。作業を初めて2時間弱たって仕事が一区切りした時、

 

担当者から「少し一息ついていいよ」と声が掛かった。

本来休憩は労働条件には含まれていなかったが、それなりの重量物を

扱っているから気を使ってくれたのかな、

約10分間、車に戻り、水分補給をしてタバコを一本だけふかす。

 

4時半起きだったから少し眠い、でも心地のよい疲労感だ。

 

そして、後半戦開始、同じ事を淡々と繰り返す。時間が経つのがかなり早かった、

最後の25分間を除いては…

 

そして、作業終了。

「おかげで、今年一番の物量をこなすことができた、ありがとう」

と声をかけられた。

 

多分、僕たちみたいなポッと業務に参加する単発のアルバイトの力

も借りないと現場や仕事が回っていかないのだろう、かなり僕たちみたいな

バイトの扱いに慣れているというか、当たりがすごく柔らかく、優しかった。

色々と丁寧に教えてもらった。

 

交通費はナシ、家からは遠いけど会社からは近い

単発のバイトとしては、そんなに悪くない。

 

が、一生これだけをズッとやり続けるのはチョットな…と思う。

だけど…

・仕事があるということ

・働ける健康な体であること

そして

・お金やお給料

 

そのありがたさを改めてかみ締め、味わう事ができた。

この年にもなって…

今まで自分は何を学んできたのか

こういう事にも気づかずに生きてきたのか…