52才妻子持ち、転職☓☓回、未だに無職… どうする、俺? #28 ーヒリヒリとザラザラー
カミさんにおこられました。
「ねえ、職探し進んでるの?」
「うん、何社か候補はあるし、後は必要な素材を揃えるだけだよ」
「いつまで、かかってるの(怒)そんなんチョチョッとやって、
早くアクション起こせばいいじゃない(怒)」
「うん、まあそうなんだけどさー」
とは返答できなかった。
口をきいてくれたり、怒られるということはまだ
愛想尽かしまではされて無いという事だろう(か?)。
と都合のいい解釈をして自分をちょこっと慰める。
職務経歴書というより、応募するにあたり、
この複雑でややこしい自分の経歴をどう分かりやすく伝えるか
今までの、経験の断片、農業、セルフビルド、リノベーション等の画像を貼り付けた
資料を同封するべきか、こんな熱量を載せていいものなのか?
といった悩みだ。「自分の能力、経験、そして思い」つまり
自分自身を透徹な目で俯瞰して、それを言葉に載せきる
という事はかなりのエネルギーを使う。
そして、現代においてヒリヒリ、ザラザラするような言葉を
他者に伝えるということは、かなりのリスクを背負う。
あくまで、無難なソツのないお互いに深手を負わないような
軽妙なやり取りが果たしてできるようになるのか。
本当に自信がない
やっとここまで来て、少しだけ見えてきた。
「再び働ける自信」ではなく「そういうやり取りができる自信」
がないということだったんだな。
でも、こんな事を妻に伝えたところで、ケンカになるだけか
果たして再び働ける日は来るのか?