なぜ、生きる?

悩み、苦しみ、生きづらさを抱える皆さんと共に 移住や転職、不登校、大好きな本についても綴っていきます。日常のなかでのふとした学びや気付き、ココロの栄養のキッカケになれれば幸いです 

52才妻子持ち、転職☓☓回、未だに無職… どうする、俺? #21


そして、もう一つの約束も実践する。

それは「心を開き、人に助けや教えを請うこと事」だ。

 

今までは一人で色々な事を抱えてきたけど、この頃は

気を許せる知人や友人に、メールやラインをしまくっていた。

 

そして、僕は…ガラッと変われる何かのキッカケや転機になるんじゃないか

と期待して止まない、暗闇のような日常に「差し込んでくれる光」の一つ

生まれて初めて、カウンセリングを受ける事にしていた。

 

選んだのは、数年前同じように僕が落ち込んだ時、タイトルを見た瞬間に迷わず購入し

何度も何度も読み返した本の作者だ。

 

その人のホームページにアクセスし、早速予約をした。

 

本やノートやパソコンとにらめっこする日々が続く、

自分にとって本当「幸せ」とはなんだ?

なんて、腹の足しにもならない事を延々と考えたりもする。

 

あまり家族に心配はかけたくないし、顔を合わせたらなんとなく気まずく

ぎこちなくなってしまうので、日中は朝から出かける事が多くなってきた。

 

こんな夫を妻はどう思っているのか?想像するだけで、少し怖い。

 

そんな日々でも娘の誕生日を迎え、ソツなくお祝いし

妻や子供達もまだ、愛想尽かしまではされていない事は分かった。

 

その翌日の9時が予約の時間だった。そのカウンセラーの方とは

メールで何度かやり取りして時間や方法を確認し、報酬を先に送金した。

 

その時間をより好いものにするため、自分の事を知ってもらおうと、

迷惑を顧みず長文のメールを送りつけたりもした。

 

そしていよいよ、その時を迎える、心臓が早鐘を打つ

9時を少し回ってからスマホに着信。

 

僕が今回相談したかったのは色々あったけど、主に二つ

仕事に慣れてきた時、毎回湧き上がってくる、

どうしようもない「違和感」

 

そしてHSPの傾向のある自分がなるべくストレスを溜めない方法

そして、それらの毒や垢を洗い流す方法だ…

 

電話での40分間、結論からいえば明確な「答え」を貰ったわけではない。

自己肯定感がかなり高まったのと、背中を後押ししてくれたカンジ。

 

「カウンセラー」は悟りを開いた、答えを全て与えてくれる、聖人君子

のような人だと勝手に想像してたけど、実際カウンセリングを受けてみると

決してそうでは無いことに気づいた。

 

悩み、もがきながら、一歩、一歩、進んでいく生身の一人の人間だったんだ。

ある意味、お互い一緒だ。

 

僕が痛感したのは、「結局、最後は自分が選択して、行動して、その結果を引き受け

振り返り、また、どう歩んでいくかどうか」だという、至極当たり前の事だった。

 

「差し込んでくれる光」はその痛感に化けた。

 

そしてその日、僕は初めて、ブログに記事をアップした。

 

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