副業(ダブルワーク)のサードプレイス化? その2
もはや、すっかり馴染んでしまった、物流倉庫での副業。
自分いとってすかっり「サードプレイス」になってます。
今日も少し離れた所にある、駐車場に車を停め、現場に向かおうとしたら…
同じタイミングで車を降りた人が一人、流れ的に話をしながら一緒に歩く。
その人とは一度だけ一緒に仕事をした事があった。
時間が少し早かったので、灰皿のある場所で一服、聞く所によると入寮可能な派遣の仕事を転々としているらしい。
「結局、不景気になったら容赦なく仕事切られるし、荷物もあまり持てないし、ちゃんと勉強していい会社に入っとけばよかった」なんてのたまう。
「いや、俺これでも大学出てるけど、今こんなことしてるし」とは言えなかった。
昔は散々、東京で遊んでいたそうだ。外見は性格俳優とお笑い芸人を足して二で割ったような風貌、Tシャツの上からコルセットを着用している。
「俺、トイレ近くてさ、実はここへ来るまでに一回うんこしてきたんだよね」
なんて言った時は流石に
「別に聞いてねえし」とツッコミを入れた、ココロのなかで。
個性的な人だ、そう思った。
そんなこんなで、業務開始の時間が来た。今日は人数も揃ったし、仕事も順調に進む、
少し時間が空くとお決まりの情報交換会が始まる。
本業の話や派遣会社、バイトサイトなどが話題に登る。
その中でふと言ってしまった。「だいたい、ダブルワークしてるヤツなんてワケありの人間が多いからな」
少し、失言だった。紛れもなく自分もその内の一人だ。
本当に「人生色々」だ。