52才妻子持ち、転職☓☓回、未だに無職… どうする、俺? #38 ーやっちまった悲しみにー
やっちまった…
後悔してもしきれない
僕は感情を爆発させてしまった。
調子が悪くて寝込んでいる妻に対しても
最近は頑張って学校に通っている息子に対しても
そして娘に対しても…
さすがに暴力は振るわないけど、その口調なりでレッキとした「言葉の暴力」
と指摘されても、申し開きはできない。
サイテーの父、夫だ…
翌日、娘の部屋の前や扉にはベッタリと抗議の意思が示されていた。
「離婚」の二文字も意識をかすめる。
その影響もあって、
数日間、毎日のように朝夕欠かさなかった
神仏そして亡き父へのあいさつもサボったしまった。
でも、以前のような落ち込みのフリダシにまでは戻らなかった
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noraneko-tanaka19.hatenablog.com
はてな?もう慣れっこになってしまったからか、まだ家族の絆をココロの底では信用しているのか…
妻(そして母)もかなり、幼少の頃の家庭環境は過酷なものだったらしい
これくらいは慣れたものなのか、平然なのか
多分あくまで多分だけど、
まったく問題のない、円満でいつも順風満帆な「家族」なんてどこにも
ないんじゃないかな。
近くにいるからこそ助けあい、下らない雑談をしたり、団らんしたりもすれば
お互いに激しく傷つけあったりもする。
そんな、「原始的で生々しい他人との関わり」、
それが本来の「家族」ってものじゃないのかなーなんて思ったりもする
自分の行為の正当化?自己防御?
数日間かかったけど、朝夕のあいさつは再開できた。
妹が勧めてくれた「へろへろ」という小説を読んで、「銀河鉄道999」
をレンタで買いまくって、読みまくって、
老体の母にしょうもない長文のメールを送りつけ
それでも、なんとか前に向き始めた。
「前を向く」というより改めて深く再認識したのは4つ
・自分の人格形成の原風景、そのどうしようもない欠点とその裏にある長所。言ってみれば、かけがえのない個性(自分でかけがえもないなんて言うなよ、なんて気もするが…)
・現在の自分と亡き父が陥ってたであろう深い孤独
・自己受容とその先にあるであろう他者受容
・「こちら側」ばかり大切にしすぎて今まで蔑ろにし、軽んじてきた「あちら側」の事
その4点だった。わかりにくくてごめんなさい。
いつか、深堀りしようと思います。