なぜ、生きる?

悩み、苦しみ、生きづらさを抱える皆さんと共に 移住や転職、不登校、大好きな本についても綴っていきます。日常のなかでのふとした学びや気付き、ココロの栄養のキッカケになれれば幸いです 

52才妻子持ち、転職☓☓回、未だに無職… どうする、俺? #32 ー始めての本格的な書評ですー


新潮新書から出版されている。

「いい子に育てると犯罪者になります」/岡本茂樹

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E8%8C%82%E6%A8%B9&i=stripbooks&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3UW8PIKJ7ZG9B&sprefix=%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E8%8C%82%E6%A8%B9%2Cstripbooks%2C188&ref=nb_sb_noss_2

を読んで、レビューを書こうと思ったら、スマホとだったので

ものすごく、中途半端になってしまった。

 

ので、ここに書いてます。この方は、57才でこの世を去ってしまっています。

星を5個つけようと思いましたが、あえて4っつ

 

この本の内容は犯罪を犯してしまった人の施設内での言動と更生に

関係する事がほとんどなので、

 

いい子≒犯罪者的な少し扇動的なタイトルは如何なものか?

ということで星は一つへらしました。

 

「もう二度としません」と言いつつ、また再犯を犯してしまうのはなぜか?

 

この本の要諦は、形式だけ、上辺だけの反省、態度

それらを強要する、更生施設内の方針や理念

そしてその向こう側にある、この社会のそれらを冷静な筆致で指摘しています。

 

と同時に本音を曝け出し、他者に甘え、時には協力や教えを請う能力

の大切さを主張しています。

 

57才の若さで亡くなってしまったのは、

様々な深刻で時として暴力的なこの社会の現状

や矛盾に真正面から向き合ってしまったからではないかと

勝手に推測しています。

 

子育てで悩んだり、この社会の矛盾をお感じになった機会があれば

是非とも手にとってみてください。