52才妻子持ち、転職☓☓回、未だに無職… どうする、俺? #22
初めて記事をアップした翌日、アクセスが少しだけあった。
スターを付けてくれた人もいた。こういう世界なのか…
コメントも頂いた。
どんなに少数でも(たった一人でも)、自分が書いたものを
読んでくれる「誰か」の存在はこんなにも、嬉しいものなのか、
知り合いや友人、(現実であれWEb上であれ)に多少は「良かったら読んでね」みたいなお願いはする。
でもそっから先は、お互い「読みたかったら読む、そうでなければ読まない」的な
ドライだけど気楽だと思ったから、発信の媒体をブログに選んだ。
と同時に「それはちょっと違うんじゃ」的な批判や指摘
も素直に頂きたいと思った。
話が逸れた
それ以降、僕は記事を書くのに夢中になっていった。
自分の記憶、内面に起きたさざ波を事象を交えながら
思いつくままにキーボードを叩き、モニターに映す。
一旦「下書き」として保存、アップ前に誤字脱字、句読点、
スマホでの見え方も含め改行箇所のチェックそしてアップ。
かなり頻繁に、アクセス解析もチェック。
pv数をかなり気にするようになった。
プロフィールやサイドバーの編集、
リンクや画像の貼り付け、ヒマに飽かせてスマホで色々と調べて、
試行錯誤しながらもできる事が増えていった。
とにかく楽しくて仕方がなかった何時間でも、指を動かしながら
PCとにらめっこしていられた。
煮詰まったら、本を読み、転職サイトを眺め
気分転換に気にいった場所に車を停め、そこで机と椅子を広げ、
PCの電源を入れ、スマホの「アクセスポイントとテザリング」をonにした。
「頼むから、俺のブログ読んでくれテロ」もやり始めた。
知人や友人のラインやSMSにブログのリンクを貼り付けまくった。
その事を如実反映するかのように、pv数は増えていった。
そしてその増加した分に反比例して、「感謝の気持ち」も薄れていってしまった。
pv数を増やすため、ツイッターを再び始める。でも使い方がよく分からないので
愕然とする(現在ではほぼ放置)
そして、ある日pvが99/日まで伸びた。100という大台を突破できなかったのは
正直残念だったけど、自分が傲慢になりかけていた事に
ちゃんと気付けるくらいには、僕は年をとっているつもりだ。